「産後に骨盤がひらいてパンツが入らない」という話は
よく耳にします。
ですが骨盤以外にも気になる部分がありますよね。
そう、パンツが入らないもうひとつの理由は
パンパンにはった太ももです!
産後の太ももが太くなる原因
わたしは施術前・後にお写真を撮って
くらべていただくことが多いのですが、
ほとんどの方に共通している姿勢があります。
重心が前のめりになっているのです。
*本来は赤い点が一直線にならぶのが理想です。
妊娠中はどうしてもおなかが重くなるため
前重心になりやすいですし、
産後も抱っこの姿勢だとやはり前のめりになりやすいです。
何より、前重心のほうがからだが安定するため、
年をとるとだいたいが前重心になります。
腹筋・背筋の弱さも関係するのですが、
むずかしいのは筋力が弱いことで前重心になり
前重心でいることでさらに筋力が弱くなる悪循環ということです。
ほかの部位がさぼっている分、太ももの前側ががんばって
からだを支えるため、どうしてもたくましくなってしまうのです。
この辺はスポーツ経験者、とくに前かがみの姿勢が多い
バスケ・バレー・テニスなどをしていた方ならわかりやすいかと
思います。
本来つかってほしいのは「お尻の筋肉」
太ももをサイズダウンしてヒップUP
筋肉をつかうこと自体は決して悪いことではないのですが、
ようはバランスです。
とくに太ももがたくましくてお尻が垂れている方は要注意です。
確実に重心が前にかたよっています!
ひざをピンと伸ばし過ぎにも注意です。
少しゆるめたくらいがちょうど良いです。
重心をすぐに改善するのは少しむずかしいですが、
今日から気をつけていただきたいのは
①かかとにも体重をのせる
もちろんかかとだけではダメです。
足の裏の体重をのせる点は3つ
・親指のつけ根
・小指のつけ根
・かかと
の3点です。
実際に足を肩幅ほどにひらいて立ってみてください。
かかと側に重心を移動させるだけで、
お尻や太もも裏の筋肉がつかわれるのがわかります。
ちなみにヒールを履いたときは本来ならお尻の筋肉をつかえば
かっこ良く歩けるのですが、だいたいは前のめりになっています。
②頭の位置を少しうしろへ
だいたいの方が頭が前に出てしまっています。
猫背の方はなおさらです。
昔は良い姿勢をとるために「あごをひけ」と言われて
いましたが、実際は気持ちあごを持ち上げて遠くを見るようにすると
良いです。
③背中の筋肉を意識する
②とも関連しますが、頭の位置をうしろにすると
のけぞった姿勢になりがちです。
それを背中の筋肉で支えるようにするとバランスがとれます。
「表」の筋肉よりも「裏」の筋肉をつかおう!
二の腕を例にとってもそうですよね。
「表」が筋肉質だとがっちり見えてしまいますが、
「裏」の筋肉がちゃんとあると引き締まって見えます。
前のめりで太ももの「表」ばかりつかうのではなく、
正しい重心の位置でしっかりとお尻や太もも「裏」をつかって
すっきり脚・ヒップUPをめざしましょう♪
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