出産後、どうしてもおなかがやせない!!
…と、おなげきのあなた、全国に仲間がたくさんいらっしゃいます。
ほかの部分はがんばってなんとかやせたけど、おなかだけがたるんでる…
いったいなぜ?
ここでは、食べすぎて脂肪が増えてたるんでる以外の理由に言及していきたいと思います。
ぽっこりの原因その1:産後すぐのおなか
まず、出産直後からどんなに回復がはやくても1ヶ月くらいまでは
おなかぺったんことはいきません。
すでに出産経験がある方なら、産んですぐのあの、
「あれ、もう一人入ってる?」
と思うくらいのおなかぽっこりを目の当たりにしたことでしょう。
以前、英国キャサリン妃の出産直後の退院姿をテレビで拝見しましたが、
やはりおなかはぽっこりしていました。
10カ月間赤ちゃんが入っていたわけですから、
産んですぐに子宮がもとどうりになるわけありません。
ただ、1ヶ月検診時にお医者さんに
「子宮は順調にもどってますね」といわれたのに、
まだまだおなかぽっこり…という方も多いのではないでしょうか。
妊娠時は、左右の腹直筋(よく6つにわれるとシックスパックといわれるアレです)
をつなぐ白線が伸びます。もちろん表面の腹直筋だけでなくその奥の方にある腹筋群も
ふくめて、『ひきしめて支えておく』力がよわくなります。
そのため、子宮そのものはもどってきていても
見た目におなかすっきりとはいかないのです。
ぽっこりの原因その2:むくみ
以前どなたかのブログで、
『おなかはむくまない』という内容を読んだことがあるのですが、
そんなことはありません。
極論をいえば血管があるところであれば
むくむ可能性があります。
最近はテレビなどでも
『内臓のむくみ』がとりあげられることが増えたように感じます。
このような腹部のむくみは当然、
おなかぽっこりに見えてしまう原因の一つとなってしまいます。
このむくみを解消するには、
おなかはあまりマッサージのイメージがないかもしれませんが、
結果のでる骨盤矯正では
必ず腹部のマッサージがあります。
ぽっこりの原因その3:内臓下垂
胃下垂という言葉をご存知の方も多いと思いますが、
内臓の位置が通常よりもさがってしまうと
おなか(とくに下腹部)がぽっこりになります。
原因としては
・姿勢の悪さ
・きついブラジャー
・おなかをふくらます呼吸
などがあげられます。
こちらも参考にしてみてください
過去記事
通常、内臓の位置は激しい運動しても
あちこち動かないように固定されているのですが、
なかにはその固定があまく本来の位置よりずれてしまう方もまれにいらっしゃいます。
大腸の位置がさがっている方はそれが原因で便秘になってしまうこともあります。
おなかぽっこり解消法
では、具体的にどうすれば
産後のおなかぽっこりをおなかスッキリに
チェンジすることができるのでしょうか。
産後すぐのぽっこり
一ヶ月後までは安静でかまわないのですが、元気が有り余っている方は
自分でおなかを凹ませることができますか?(あおむけがやりやすいです)
帝王切開の方は傷が痛む場合はやらないでください。
おなかを凹ませる動作は一番かんたんで安全におなかの筋肉を鍛えることができます。
むくみ
マッサージが効果的ですが、強く押すのは厳禁です。
とくにおへそより下は押さないようにしましょう。
やり方は赤ちゃんの便秘解消などでおこなう『の』の字マッサージでも良いですし、
とくにおすすめなのはわき腹に両手を密着させ、からだの中心に向かって
皮膚を軽く動かすように寄せていきます。このとき手のひらは離れないようにして、
おへそが縦ながになるようにイメージでマッサージします。
腹部の循環が改善されると、
むくみが解消されおなかがスッキリします。
きつい下着(ガードルや骨盤矯正ショーツ)や洋服(スキニージーンズ)は腹部だけでなく
下半身全体のむくみにもつなるため、避けた方が良いでしょう。
内臓下垂
姿勢に気をつけます。普段からねこ背だったり、
授乳や抱っこの姿勢で背中が丸まった状態が長くつづくと
内臓の位置がさがり下腹ぽっこりになりやすいです。
骨盤は一般的に
・座っているときは後傾
・立っているときは前傾
しやすいので、どんな姿勢でも
骨盤をたてる意識をもつようにしてください。
また、以前の記事でもお話ししましたが
いかがでしたでしょうか。
比較的かんたんに取り入れられるものもありますので、ぜひおためしください。
とくに、
「太ったわけではないのにお腹だけぽっこり」という方はこれらの注意点を気をつけるだけでお腹スッキリにすることができるので、今日からはじめましょう!
やり方をくわしく教えて欲しい!という方は
ぜひ一度体験を。
↓
正しい姿勢を身につけられる骨盤矯正
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