遅ればせながら2016年一発目の更新です。
本年もよろしくおねがい申し上げます。
1月2月とだいぶ更新をさぼってしまいました。
なるべく役に立つ情報を発信しようと思うとなかなか筆がすすまず・・・
それで更新しないのでは本末転倒ですね^^;
さて今回のテーマは
「骨盤矯正には資格が必要か否か」
お客さんにもたまにご質問をうけます。
先日NHKの放送でご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
無資格者による施術での健康被害が増えています。
最近の癒しブーム・健康ブームに乗っかって、
リラクゼーション・マッサージ・整体・接骨院・整骨院
などの看板を見かけることが増えてきました。
コンビニよりも多いらしいですね・・・
なんとなーくイメージはあるものの、それぞれどう違うか
よくわからないという人がほとんどだと思います。
かんたんにお話しすると、
リラクゼーション・整体は無資格です。
それぞれお店で研修したり、民間資格をとったりしていますが
これらは人体に関する知識ゼロでもはじめられます。
みなさんも今から「わたしは整体師よ」と
名乗ってもなんら問題はありません。
とはいうものの、
「整体」ということばは日本ではすでに市民権を得ていますね。
もともとは国家資格を持っていない人がマッサージ行為をおこなうための
ことばあそびのようなものですが
かなしいかな、わたしは友人に
「マッサージじゃなくて整体をやって」と注文をうけたことがあります^^;
人に紹介されるときも、「整体師の太田先生」と紹介されちゃいます。
マッサージ師の資格をもっていても、「整体」ということばのほうが
メジャーなのかあえて名刺や看板にいれる先生もいらっしゃいます。
「マッサージ」ということばは「気持ちがいいけど治療効果はない」
というイメージで、
「整体」のほうが「からだが治りそう」と
思うのかもしれませんね。
ですが、
本来「マッサージ」をしてもよいのは「あん摩マッサージ指圧師」のみです。
道具をつかわずに手でふれて治療するプロということですね。
以上の理由から、個人的には
「骨盤矯正はあん摩マッサージ指圧師」がやるべき
といいたいところなのですが、
この資格、もともとは目の見えない方の職域保護の観点から
取得できる学校が極端に少ないです。
では、骨盤矯正のメニューがあることも多い
接骨院・整骨院はどうでしょうか。
こちらは「柔道整復師」という国家資格が必要です。
わたしは学生時代「接骨院」のほうが正式名称と習った記憶があるのですが、
「整体」と同様に「整骨院」のほうが何となくからだのゆがみを治してくれそうな感じがしますね
^^;
柔道整復師も三年間、専門の学校で解剖学・生理学・実技もろもろみっちり勉強しますので、
「からだのプロ」といえるでしょう。
ですが接骨院の場合、院長だけが有資格者で後は無資格のアルバイト、
というケースも少なくありません。
そのほかにも、わたしが今まで技術指導をした方の国家資格は
・看護師 (助産師さんも含む)
・理学療法士
・鍼灸師
などです。
みなさんそれぞれ国家資格をとるためにたくさん勉強された方ばかりでした。
もちろん、無資格の整体師でも人体に関する知識が豊富で技術も一生懸命練習している
方もいらっしゃいますが、
個人的にはどんなにドライビングテクニックがあっても無免許の人の助手席には
乗りたいと思いません^^;
赤ちゃんへの無理な施術で死亡事故を起こしてしまった無資格施術者のNPOも
記憶にあたらしいと思います。
ベビーマッサージも、だいたいは元看護師さんなどが主催していることが多いのですが、
なかには民間の資格を自分でつくってお金儲けしているケースもあるようなので
注意が必要です。
ながながとつづってきましたが、
相手がしっかりとした国家資格をもっているかどうか、本人に直接確認するのが
いちばん確実かと思います。
大切な自分のからだ・赤ちゃんのからだ、得体の知れない相手にはまかせたくないですね。
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ここで結論、
骨盤矯正にはとくべつな資格は必要ないが、
からだのことなのでしっかりとした技術をもっている
相手にまかせましょう!
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